当院で取り扱っている疾患と治療

コンタクトレンズ

コンタクトレンズとは?

コンタクトレンズとは、視力を矯正するための高度管理医療機器です。

材料はプラスチックでできており、黒目(角膜)にのせて使います。コンタクトレンズの特徴としては、見え方が眼鏡に比べて自然で、視力も優れているということがあげられます。

コンタクトレンズにはたくさんの種類があります。自分の目や生活スタイルにあったレンズを担当医と相談の上、選択しましょう。

いろんなコンタクトレンズ
ハードレンズ

ハードレンズは水分を含まない、プラスチック製の固いレンズです。

現在のハードレンズと呼ばれているものの大部分はO2レンズ(酸素透過性ハードレンズ)と呼ばれる酸素を通す工夫をほどこしたレンズです。構造が網目状のザルのようになっており、そのザルの隙間を通って酸素が瞳に供給されるしくみになっています。コンタクトレンズの中で最も酸素を補給できるタイプですので、長時間装用の方にお勧めです。また、乱視矯正にも優れているレンズです。

ソフトレンズ

水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したコンタクトレンズです。水とよくなじむ素材で、主にコンタクトレンズに含まれる水分から酸素を瞳に供給します。装用感が非常に良く、レンズがずれにくくはずれにくいので、スポーツ時にもお勧めです。

使い捨てコンタクトレンズ

頻回交換レンズ

頻回交換レンズとは、1枚のコンタクトレンズを2週間や1カ月の周期ではめかえるソフトコンタクトレンズです。装用後は通常のソフトレンズと同様に洗浄・保存液による保存が必要ですが、短期間で新しいレンズに交換するため、比較的汚れがつきにくく、快適な装用感が特徴です。

ディスポーザブルコンタクトレンズ

1回の装用でレンズを取り替えるソフトコンタクトレンズです。毎回新しいレンズを使用するため、清潔ですが他のレンズよりもコストがかかります。お手入れが面倒な方や毎日使う必要のない方、アレルギーの方やコンタクトレンズが汚れやすい方にお勧めです。

カラーコンタクトレンズ

ファッションの一部として使われるカラフルなものや、虹彩欠損などの目の病気に対して美容的に使用されます。

コンタクトレンズが原因で起こる目の病気

目の表面の細胞は、主に空気中から酸素を取り入れて呼吸をしています。コンタクトレンズは目にとってみればいわば異物です。その異物を目の表面に装着した状態では、細胞が酸欠に陥ったり、目の表面が傷ついたり、さらにはその傷に細菌などが付着して繁殖してしまうなどの様々な障害を引き起こす可能性があります。

コンタクトレンズによる目の障害の多くは、角膜の表面に細かい傷ができる程度の点状表層角膜炎です。この場合、ほとんどは点眼治療により回復しますが、これを繰り返すと角膜に濁りができてしまったり、結膜(白目の表面を覆う半透明な膜)から角膜(いわゆる黒目)に向かって血管が入り込んでくるなどの障害が現れることがあります。また、その傷に細菌や真菌(病原性を有するカビ)が付着して繁殖すると、感染性角膜炎や角膜潰瘍を引き起こします。そうなると治療によって治癒したとしても視力障害を残すことがあります。その他、コンタクトレンズによってアレルギー性結膜炎が発生したり悪化したりすることもあります。また、コンタクトレンズのケアのための薬品を、誤って目に入れてしまったなどといった事故もしばしば見受けられます。

最後に

コンタクトレンズによる目の障害は、不適切な使用に起因する場合が大多数です。正しい使い方を遵守することは言うまでもありませんが、医師による定期検査を欠かさず受けることが大切です。