ロービジョン外来
概要
いろいろな病気やけがにより、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても低視力であったり、見える範囲が狭かったり、コントラストの低下があるなど、日常生活に支障をきたしている方々に、補助具を用いて残存している視機能を最大限に生かすことにより、Quality of life(QOL)を向上させることを目指します。
受診について【完全予約制】
状況把握のため、まずは当院の一般外来を受診いただきます。
その後、必要に応じてロービジョン検査や補装具、日常生活用具の案内等を行います。
補装具の種類
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遠くを見る道具
単眼鏡 -
近くを見る道具
拡大鏡(ルーペ)、拡大読書器等 -
「まぶしさ」の軽減、
コントラストをあげる道具
遮光眼鏡(レンズ)等、患者様に合ったレンズ、色を選定いたします
よくある質問
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Q1.ルーペと虫眼鏡の違いは?A1.言い方の違いだけで大きくは変わりありませんが、使用方法が少し異なります。虫眼鏡は見る対象にレンズを近づけ使用します。ルーペは眼の近くに持ち、見る対象を見えるところまで動かして使用します。また、ルーペは低倍率から高倍率まで種類が多く、高品質のレンズを使用しており、手持ちのものから据え置きタイプなど多様な種類があります。
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Q2.遮光眼鏡とサングラスの違いは?A2.サングラスではまぶしさの原因となる光だけでなく、明るさを感じる光もカットされてしまい、暗く感じることがあります。遮光眼鏡はまぶしさの原因となる光のみをカットしてくれるので、サングラスに比べてコントラストを保ったまま明るさも確保します。