重心動揺検査
概要
重心動揺検査は、直立姿勢に現れる身体の揺れを記録・解析して、身体の平衡(バランス)機能を検査するものです。
このバランス機能に障害を起こす疾患として、メニエール病などの内耳の疾患、脳循環障害などの中枢神経障害、加齢による脊髄反射障害などが挙げられます。重心動揺検査では、平衡維持に関与する内耳系、中枢疾患系、脊髄反射系の機能検査をするとともに、これらの部位障害の原因となる因子、例えば動脈硬化、糖尿病、脳白質障害の早期発見を目的としています。めまい・平衡障害の自覚のある方は、重心動揺検査で原因を調べましょう。
検査の特徴
- 洋服は着たままでOKです。
- 検査時は、身体にセンサーや電極など一切付けなくてOKです。
- 検査台の上に静かに立ち、目を開けて1分、目を閉じて1分、次にフォームラバーというクッションを置いてその上に立ち目を開けて30秒、
目を閉じて30秒という流れで検査を行います。 - 台の上に立てる方であれば検査可能です。
重心動揺検査についてなにかご不明な点があれば、撮影前に検査スタッフにご相談ください。