乳がんは乳腺組織から発生する悪性腫瘍です。乳がんの発生は20歳過ぎから認められ30歳代で増加し40歳代後半と60歳代前半にピークを迎えます。乳がんは日本女性がかかる悪性腫瘍の中で一番かかる確率が高い病気であり、日本人女性の9人に1人が乳がんになるといわれていますが、早期に発見されれば約90%の人が治癒します。

なお、当院は精度中央管理委員会の医師認定、技師認定を取得しています。

高濃度乳腺の方は乳腺が多く乳がんが見づらくなり、マンモグラフィ検査では発見できない場合があります。
その場合、マンモグラフィと超音波エコー検査を併用して行う事で、見落としの可能性を減らしてより精度の高い検査が可能となります。

制汗剤やパウダーなどは検査前によくふき取ってください。
パウダーなどが付いたまま撮影されると写真に写って十分な診断ができないことがあります。
また、以下の場合は撮影前に撮影スタッフにお伝えください。

• 以前に手術をうけた（豊胸など）
• 傷跡、イボ、ホクロがある
• 気になるしこりがある
• ペースメーカーを装着している
• 授乳中または授乳後1年未満である
• 妊娠の可能性があるまたは妊娠中である

マンモグラフィ検査に関して何かご不明な点があれば、撮影前に検査スタッフにご相談ください。