禁煙外来
概要
2021年10月より、禁煙補助薬「チャンピックス」は供給困難となっているため処方出来かねます。禁煙補助貼付薬「ニコチネルTTS」のみの処方となっております。
ご了承ください。(2022.6.21)
禁煙外来のお知らせ
当院では保険適応による禁煙外来を行っております。(保険適応要件あり)
いままで禁煙しようと思って諦めていた方はいませんか?
禁煙できないのは意思が弱いからではありません。
「ニコチン依存症」という病気として保険適応の対象となっています。禁煙することによりおこるニコチンのつらい禁断症状も禁煙補助剤を使用すれば和らげる事ができます。喫煙は生活習慣病による動脈硬化の進行を促し、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高くなります。
また、吸う本人だけではなく受動喫煙により配偶者や子供たちにも喫煙者と同様の影響が出ます。自分のために、そして家族のためにも禁煙に取り組んでみませんか。
これを機会にぜひ当院の禁煙外来にご相談ください。
保険適応の対象となる方
以下の項目がすべて当てはまる方は保険適応の対象となります。ひとつでも当てはまらない方は全額自己負担となりますのでご注意ください。
- 禁煙を希望する方
- 一日の喫煙本数✕喫煙年数=200以上の方(35歳未満の方はこれに限らず)
- 次の「ニコチン依存症テスト」で当てはまるものが5つ以上ある方
- 成年の方(未成年は全額自己負担となります)
ニコチン依存症テスト
- 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
- 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
- 禁煙や本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
- 禁煙や本数を減らしたときに、
次のどれかがありましたか?
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) - 一つ前の項目でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
- 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
- タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
- タバコのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか?
- 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?
- タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?
禁煙外来診察について
診療担当 | 禁煙外来担当医師 |
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診察日 | 毎週 水曜日 16:00~ 完全予約制 (※2回目以降は、曜日指定なし) |
診察場所 | 内科外来 ※当日は受付後、3番内科窓口にお越しください。 |
予約問い合わせ先 | 内科外来窓口 ※電話対応時間:月~金曜日 12:00~16:00 |
治療内容 | 治療は厚生労働省通達の「標準手順書」に沿って行います。 概要としては医師によるカウンセリング、呼気一酸化炭素濃度測定検査、禁煙補助剤(内服薬または貼り薬)による薬物療法となります。 ※呼気一酸化炭素濃度検査とは・・・ タバコに含まれている有害物質である一酸化炭素をあなたがどれくらい取り込んでいるかを測定します。検査結果は検査前日の喫煙状況を反映しています。 |
治療期間 | 約3カ月(12週間)の間に計5回受診していただきます。 |
治療費用 | 保険適応で3割負担の場合(診察代、薬剤料を含む) 飲み薬の場合 計5回の受診で18,000円程度(概算) 貼り薬の場合 計5回の受診で13,000円程度(概算) ※未成年の場合、保険適応要件を満たさないため全額自己負担となりますのでご了承ください。 |
注意事項
※キャンセルされる場合は前日までに必ずお電話をお願いします。
※初めて当院に来院される方は必ず保険証をご持参の上、総合受付窓口にお越しください。
※禁煙補助剤による治療を受け禁煙成功に至らなかった場合、再度治療を受けるには初回診察日より1年経過していることが必要です。