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手術について

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手術について

あさぎり病院産婦人科では、外科的治療が必要な患者さんには手術を行っております。手術では可能な限り術後を快適に過ごしていただくことを目標に、早期離床、早期退院をしていただけるように心掛けています。

当院で行っている手術

開腹手術

お腹を切開して行う手術です。子宮筋腫に対する子宮筋腫核出術あるいは子宮全摘出術を行う場合や、卵巣腫瘍の中でも周囲臓器の癒着等が懸念される場合に安全を優先して開腹手術を選択した場合に行います。手術の創をできる限り横切開で小さく、きれいにするようにしています。手術は全身麻酔で行い、術後の痛み止めとして硬膜外麻酔を併用します。

腹腔鏡手術

卵巣腫瘍の手術は主に腹腔鏡手術で行います。(小開腹を伴う腹腔鏡補助下手術を含みます)腹腔鏡で観察しながら、直径3~5mmの細い器具を使ってお腹の中の手術をするものです。普通の手術より創が小さくてすみますし、 なにより手術後の回復が早いのが利点です。手術は全身麻酔で行い、術後の痛み止めとして硬膜外麻酔を併用します。

腟式手術

お腹を切開しないで腟の方から行なう手術です。外から見える部分に創ができず、術後の痛みも軽く、侵襲が少ないことが利点です。子宮筋腫や骨盤内臓器脱の方の腟式子宮全摘出術などが対象になります。手術は全身麻酔で行い、術後の痛み止めとして硬膜外麻酔を併用します。

子宮鏡下手術

子宮鏡という細い内視鏡を使って子宮内腔のポリープや筋腫(粘膜下筋腫)を摘出する手術です。お腹を切らないので創ができず、術後の回復が早いなどの利点があります。手術は脊椎麻酔で行い、術後の痛みはほとんどないため手術翌日に退院できます。