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先天性サイトメガロウィルススクリーニング検査について

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サイトメガロウィルスは世界中のいたるところにありふれたウィルスで、唾液や尿に触れた手を介して感染します。健康であれば感染しても全く問題はありませんが、先天性感染(胎内感染)には注意が必要です。胎児のうちに感染を起こすと、脳や聴力に障害等が生じる場合があります。感染児は全出生児の300人に1人の割合で生まれているとされています。出生時に問題がなくても、成長するにつれて症状が出る場合があります。先天性感染児への抗ウィルス薬治療が日本でも保険適応となり、難聴の改善効果などが期待されています。いち早く適正な対応がおこなえるよう、今は希望者のみの任意の検査ですが令和7年4月1日より、生まれた赤ちゃん全員にスクリーニング検査を施行することとなりました。

検査方法

検査方法

オムツ内に専用の不織布をつけて採尿します。

検査の流れ

採尿後、当院より検査所(株式会社シノテストサイエンス・ラボ)へweb上で検査依頼をして、検体を郵送します。
検査結果は1か月健診の際に当院から直接お知らせいたします。

費用

5,000円(令和7年4月1日以降は全新生児対象となるため、新生児管理保育料として分娩費用に5,000円が加算されます)