子宮頚がん予防 HPVワクチンについて
HPVワクチンとは
- 子宮頚がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で、性的接触が感染経路です。
- 性交渉を経験する年頃になれば多くの女性がHPVに感染し、そのうち一部の女性が将来高度前がん病変や子宮頚がんを発症することになります。
- HPVには約200種類の型があり、子宮頚がんの原因になるハイリスクHPV7種類と、尖圭コンジローマの原因になる2種類とを合わせて、9種類のHPVに対する9価HPVワクチンが現在使用されています。
対象
- 予防接種を希望するすべての女性(治療効果はありませんので、すでにHPVに感染していると言われている方は対象外となります。)
- 定期接種対象は、小学6年生から高校1年生相当の女子(標準的な接種時期:中学1年生)です。
- キャッチアップ接種も行っております。希望の方はお住いの市役所・区役所へお問合せください。
接種スケジュール
接種回数は15歳以上は3回、15歳未満は2回です
- 1回目
- ご予約していただいた日時
- 2回目
- 1回目から2ヶ月後(15歳未満はありません)
- 3回目
- 1回目から6ヵ月後
料金
- シルガード9(9価ワクチン) 1回 30,000円(税込)※自費の場合
- 定期接種対象年齢の方や、キャッチアップ接種の対象者は、3回分すべて無料です。受診の際は、市町村から送付された接種券をかならず窓口に提出してください。
※ 自治体により申込み方法などが異なります。詳しくはお住まいの市役所・区役所へお問い合わせください。
接種の流れ
予約
お電話もしくは産婦人科受付にて予約をお取りください。(各自治体の予防接種券をお持ちでしたらその旨もお申し出ください)
当日
持ち物:母子手帳と保険証をお持ちください。
- 受付
- 問診記入
- 診察
- 接種
※ワクチン接種後は30分程度院内にて経過観察させて頂きますので、時間に余裕をもってお越しください。
※次回の接種の予約をお取り頂いて終了となります。